会社設立・独立開業するに当たっては何にどれだけ資金が必要で、その資金を
どこから調達するか検討しなければなりません。
以下に必要な資金と調達の方法を掲げますので参考にしてください。
設備資金・・・開業するときの設備投資に必要な資金です。
建物建築費、内装費用、機械・備品・車両等の購入費
賃貸物件の保証金など
運転資金・・・設備投資以外の資金です。
日常の営業活動で必要になる資金で仕入代金や人件費
その他の諸費用など
一般的には設備資金は借りやすく、運転資金は借りにくいと言われます。それは設備資金が業者から見積もりを出してもらうことにより支払金額が明確になるためです。しかし、だからといって運転資金が借りられないというわけではありませんので注意してください。運転資金についても、仕入金額が3ヶ月分とか人件費が3ヶ月分など数値の根拠を示せば問題ありません。
自己資金・・・言うまでもなく自分のお金です。
なお、自己資金には自分のお金の他、親や兄弟などから借りたお金も含まれます。
融資・・・・・・・金融機関から借りるものです。
一般的には自己資金は開業資金総額に占める割合の30%以上は欲しいです。多いに越したことはありません。ただし、少なくても借りることは可能です。なお、万が一に備え、余裕をもって融資を受けることをお勧めします。 リスケジュール(返済計画の見直し)はマイナス評価になります。
開業のための必要な資金の総額が1,400万円(設備資金800万円+運転資金600万円) で自己資金が500万円で30%以上を占めています。したがって、1,400万円から500万円を差し引いて金額900万円が融資希望額となります。
必要な資金 | 金 額 | 調達方法 | 金 額 |
設備資金 | 800万円 | 自己資金 | 500万円 |
運転資金 | 600万円 | 融資額 | 900万円 |
合計 | 1,400万円 | 合計 | 1,400万円 |
資金計画作成のポイントは必要な資金と調達方法の金額が一致することです。設備資金は業者からの見積価額です。融資金額については無理なく返済が可能かどうか収支計画を含め検討しておきましょう。
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最初から気持ち良い対応をしてもらいました。わからない点を詳しく、ていねいに教えていただきました。
税理士事務所は、非常にまじめで堅いイメージで、話しにくいとおもっていましたがすごーく話やすかった。